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「季刊午前」(福岡市)①気になる作品は、原爆の後遺症か記憶を失った若い女を描いた廣橋英子「ブルーベット」

 投稿者:根保孝栄・石塚邦男  投稿日:2017年 6月21日(水)01時42分57秒
  通報 返信・引用 編集済
  ・この雑誌は、確か初めて目にする同人誌か・・そうでないかもしれないが・・。創刊当時からの同人である宮本一宏さんの追悼特集を組んでいる。この雑誌にも忘れられない歴史があるのだ。

・廣橋英子「ブルーベルベット」は、「また誰かの思い出が、わたしの夢のなかでわたしになっていた。じゃあわたしって誰なの?と思いながら目が覚める。横を向くと、となりに男が寝ている」こんな描写から始まる作品。最初は男の名も思い出せなかったが、やがて思い出して来たわたしは、男のものと思われるシャツを着て寝ていた・・。バームクーヘンのように、積み重ねた記憶の真ん中だけがぽっかりとなくなっている・・。ここから、主人公の幼い頃の記憶の話になる。新型爆弾が落ちて、男にたすけられて・・髪が抜け歯ぐきから出血して寝ていたら戦争が終わった。

・わたしは何歳なのか。見る夢の影響で時々自分が小学生のような気がすると言うと、男はいくらなんでもサバ読み過ぎだと笑う。二十二歳のわたしは、日帰りでこの街に来たのだが、急に頭がぼおっとして、気がつくと男が立っていて、自分の名前を忘れていたのだ・・。そんな50数枚の作品なのだが、中途半端な作品のような気もするが、なぜか気になる作品である。

 ・原爆で記憶をなくした少女いて戦争の傷未だ癒えぬか  石塚 邦男

   郵便ー812-0015 福岡市博多区山王2-10-14 脇川方
 
 
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